ご挨拶

地頭薗夫妻
店主
地頭薗 和彦
KAZUHIKO JITOZONO
羽釜

創業昭和27年。
鹿児島の美味しさと人情を受け継ぎ

昭和27年12月、ちょうど鹿児島市役所が現在の場所に移転した年、「八坂食堂」としてこの地に創業しました。鹿児島五社のうちの第二位の神社である八坂神社が近くにあったことから、付けられた八坂の貰い名。今も名山町商店街として、飲食店が軒を連ねています。当時は引っ越してきた鹿児島市役所だけでなく、県庁などの官公庁もあり、大変活気づいていました。
終戦から7年、ラジオから流れるのは往年のスター江利チエミや美空ひばりの曲。明るい歌謡曲が流れる商店街は飲食店、旅館、病院、お茶屋さん等、多くの店舗がひしめいていました。
二代目の地頭薗和彦が店に入った高度経済成長期は、十数人の従業員と共に昼夜励みました。「みんなと朝ごはんから一緒で、寝床が違うくらい」と初代の地頭薗盛雄は語っていました。
働き者の初代夫婦がこだわったのは米でした。「旨い米は基本中の基本」と。「美味しいお米を吟味し、お客様に毎日味わっていただく」ことが信条でした。

女将

その志を継いで良質なお米を求めて生産者めぐりを欠かさない二代目和彦。現在は湧水町の優良農家と契約。一層美味しくなるよう洗米直前に精米し、毎日心を込めて炊き上げます。
初代の教えを守り、オーナーシェフとして腕を振るう二代目の技が光る薩摩料理と刺身やおでんといったほっとする一皿。水にこだわり、魚も魚類市場から直送、日本一に輝いた黒毛和牛も正真正銘の本物を使っています。豚骨やきびなごの刺身といった薩摩の郷土料理も本物志向で仕込みます。
出汁やたれ類はすべてオリジナルの手作り。美味しくなるひと手間を惜しみません。
ホールを担当する女将も先代夫婦と共に歩んできました。これから創業百年を目指して、皆様に喜んでいただけるお料理に精進したいと励んでおります。「やあ」と久しぶりに出張でみえる方、地元の常連さん、初めての薩摩料理を楽しみにいらしてくださる観光客の方々、皆様とお会いできるのを楽しみにしております。

店舗案内

営業の
ご案内
営業の
ご案内

昼のお食事

11:00~15:00

(ラストオーダー14:00))

土曜・日曜・祝日はお休みです

夜のお食事

御予約制にて承ります

基本的にご希望の日時にて承ります

店内の様子

小部屋から中部屋、
大部屋までご用意しております。
もちろんお一人様も
お気軽にお越しくださいませ。